まち歩き 歴史

えっ?あれはがしちゃったの?とある忘れられたターミナル駅での出来事

投稿日:2016年3月23日 更新日:

1900年に誕生した歴史ある駅

南海に汐見橋と言う駅があるけど、たぶん鉄道ファンと浪速区、西成区、大正区あたりに住んでいる人でないとその存在も知らないかもしれません。

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今はこの汐見橋から岸里玉出までの5駅間を30分間隔で2両の電車が行ったり来たりしている寂れた路線になってますが、昔は高野鉄道と言って汐見橋から堺東までの終着駅でその後高野山(極楽橋)まで線路が伸びてからも1980年代までは直通列車があった。しかし、難波-和歌山の南海本線高架工事に伴って、今の岸里玉出までの運転区間となりました。

現在の利用客は500人/1日くらい

そんな置き去りにされた汐見橋も地下鉄千日前線の桜川駅と新たに阪神難波線に駅ができて便利な駅になりました。関東でいう武蔵小杉くらいの立地と便利さではないかしらと思いますが、ここ10年で乗客に微妙に増えたくらい。一時期300人後半でしたが、やや持ち直して今は500人くらい。こんなにアクセスがいいのに・・・
しかし阪神線は駅名は桜川なんです。
南海汐見橋駅
改めて駅のある汐見橋の交差点です。新なにわ筋と千日前通りが交差しています。
汐見橋
この交差点には石がたくさん置かれたオブジェみたいなものがあり目をひきます。
汐見橋交差点の石
駅舎は正面です。
南海汐見橋駅
エントランスからホームを見ます。終着駅らしい眺めです。京福電鉄の四条大宮に近いかな。
南海汐見橋駅
この写真を見てあれ?と思われた方いらっしゃるかわかりませんが、南海汐見橋駅と言えば改札上に掲げられた昭和30年代の「南海沿線観光案内図」がありました。
こんなのです。

画像引用元:Wikipedia 汐見橋駅

画像引用元:Wikipedia 汐見橋駅


これが取り外されていたではありませんか、実は最近この「南海沿線観光案内図」が破れだしているので撮影するなら早い目にという話を聞いたのですがまさか無くなるとは・・・
駅員さんに伺うと取っ払ったの2月の終わりかなと・・・

残念ですが気を取り直して駅を探索

駅の横にオートババックができて何年経つかな。福島のお店より空いているのでタイヤ交換やオイル交換に利用しました。待ち時間は駅まで来てあの「南海沿線観光案内図」を眺めれるので(笑)
ターミナル駅らしくきっぷ売り場がありました。今は使われていません。
南海汐見橋駅切符売り場
そして乗車駅証明書なる機械が
乗車駅証明書
そしてきっぷを買って駅の中へ、
南海汐見橋駅ホーム
昔はオートバックス側に貨物の駅があったそう。ホームの柱は昔の駅によくあるレールの再利用です。2両のワンマンで先頭側に鏡が3つついてあります。普段は1番線を使用するよう。
南海汐見橋駅ホーム
列車入線。
南海電車
ええ感じの景色。
南海電車
ミラー3枚面白い
鏡にうつる南海電車
カメラ持って南海高野線の汐見橋と岸里玉出の間を散策されてみては?今のうちに行っておくエリアですよ。
南海電車と自撮

名称:南海高野線 汐見橋駅
住所:〒556-0022 大阪府大阪市浪速区桜川3丁目8

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平井 裕三(管理人)
どんな時でも楽しく人生の達人(Master of Life )を目指し、かまやつひろしの「どうにかなるさ」を口ずさむ40代のおっさん。 個人の活動はMaster of Life』で発信中。上の名前をクリックするとjumpします。

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