1900年に誕生した歴史ある駅
南海に汐見橋と言う駅があるけど、たぶん鉄道ファンと浪速区、西成区、大正区あたりに住んでいる人でないとその存在も知らないかもしれません。
スポンサーリンク
今はこの汐見橋から岸里玉出までの5駅間を30分間隔で2両の電車が行ったり来たりしている寂れた路線になってますが、昔は高野鉄道と言って汐見橋から堺東までの終着駅でその後高野山(極楽橋)まで線路が伸びてからも1980年代までは直通列車があった。しかし、難波-和歌山の南海本線高架工事に伴って、今の岸里玉出までの運転区間となりました。
現在の利用客は500人/1日くらい
そんな置き去りにされた汐見橋も地下鉄千日前線の桜川駅と新たに阪神難波線に駅ができて便利な駅になりました。関東でいう武蔵小杉くらいの立地と便利さではないかしらと思いますが、ここ10年で乗客に微妙に増えたくらい。一時期300人後半でしたが、やや持ち直して今は500人くらい。こんなにアクセスがいいのに・・・
しかし阪神線は駅名は桜川なんです。
改めて駅のある汐見橋の交差点です。新なにわ筋と千日前通りが交差しています。
この交差点には石がたくさん置かれたオブジェみたいなものがあり目をひきます。
駅舎は正面です。
エントランスからホームを見ます。終着駅らしい眺めです。京福電鉄の四条大宮に近いかな。
この写真を見てあれ?と思われた方いらっしゃるかわかりませんが、南海汐見橋駅と言えば改札上に掲げられた昭和30年代の「南海沿線観光案内図」がありました。
こんなのです。

画像引用元:Wikipedia 汐見橋駅
これが取り外されていたではありませんか、実は最近この「南海沿線観光案内図」が破れだしているので撮影するなら早い目にという話を聞いたのですがまさか無くなるとは・・・
駅員さんに伺うと取っ払ったの2月の終わりかなと・・・
残念ですが気を取り直して駅を探索
駅の横にオートババックができて何年経つかな。福島のお店より空いているのでタイヤ交換やオイル交換に利用しました。待ち時間は駅まで来てあの「南海沿線観光案内図」を眺めれるので(笑)
ターミナル駅らしくきっぷ売り場がありました。今は使われていません。
そして乗車駅証明書なる機械が
そしてきっぷを買って駅の中へ、
昔はオートバックス側に貨物の駅があったそう。ホームの柱は昔の駅によくあるレールの再利用です。2両のワンマンで先頭側に鏡が3つついてあります。普段は1番線を使用するよう。
列車入線。
ええ感じの景色。
ミラー3枚面白い
カメラ持って南海高野線の汐見橋と岸里玉出の間を散策されてみては?今のうちに行っておくエリアですよ。
名称:南海高野線 汐見橋駅
住所:〒556-0022 大阪府大阪市浪速区桜川3丁目8


最新記事 by 平井 裕三(管理人) (全て見る)
- 福島区の極濃拉麺らーめん小僧が5周年 - 2019年2月20日
- 2月限定レストラン愛で土・日限定サーロインステーキ食べ放題 - 2019年2月20日
- マーベル展 時代が創造したヒーローの世界 2月17日まで - 2019年2月13日
- 「ファミマこども食堂」を全国で展開 - 2019年2月3日
- 中津にあった中華料理屋「蘇州」の跡は日本酒食堂SO-KEN2号店みたい - 2019年2月2日